2026年10月31日

年: 2026年

オーストラリア初の国際ダークスカイ保護区のすぐそばに、出力1,200メガワットという巨大なAIデータセンターの建設計画が浮上し、住民が光害や騒音への懸念を強めています。星空保護と開発計画がせめぎ合う最新事例を、日本の光害対策の現状と合わせて解説します。
ドイツ・シュトゥットガルト市が国際消灯キャンペーン「アースナイト」に合わせて発表した光害対策の成果を紹介。恒久消灯や道路照明の見直しで570MWh超を削減し、2030年までの全面LED化を目指す取り組みと、日本の光害対策との接点を解説します。
世界の天体観測の一大拠点であるチリが2026年10月19日、青色光の割合を全国で7%以下、天文台周辺の特別保護区域では1%以下に抑える光害対策基準を全土で本格施行しました。アタカマ砂漠の天文台と生態系を守る狙いと、今後に残された課題を詳しく解説します。
ハワイでは絶滅危惧の海鳥の雛が、人工光に方向感覚を奪われて落下する「フォールアウト」が毎年秋に多発しています。米地元メディアの報道をもとに、年間数百羽規模の被害の実態と、2015年に照明見直しで被害をほぼゼロに抑えた成功例、住民でもできる具体的な光害対策を紹介します。
香港の子ども1万9千人を対象とした大規模調査で、自宅周辺の夜間照明が強いほど近視リスクが最大26%高まる可能性が判明しました。概日リズムの乱れとの関連や研究の限界、そして日本の光害対策ガイドラインや星空保護区との接点まで、海外の最新知見をわかりやすく解説します。
英プリマス大学などの国際研究チームが、欧州の沿岸海域における夜間人工光(光害)のリスクを初めて体系的に評価する手法を発表しました。アドリア海やバルト海など内海ほどリスクが高いことが分かり、海洋生態系やEUの環境政策への影響が注目されています。
全米初、州全体で屋外照明を規制するメイン州の新法が2026年10月に施行。色温度3000K以下、1000ルーメン超は完全遮光など具体的な数値基準を解説し、夜空の明るさ年9.6%増という研究結果や心臓病リスクとの関連、日本の光害対策との関係も紹介します。
米フロリダの天文愛好家が直面しているのは、光害と気候変動が重なる「合わせ技」の脅威です。干ばつ・山火事・記録的な湿度が観測の機会そのものを奪う中、地域が始めた照明対策の中身と、日本の光害防止ガイドラインや自治体条例の現状についても合わせて紹介します。