2025年に大きな注目を集めているレモン彗星。
その正式な英語表記は「Lemmon」です。
この「Lemmon」という綴りは、果物の「lemon」ではなく、アリゾナ州のMount Lemmon Observatory(レモン山天文台)に由来しています。
この天文台が発見拠点となったため、彗星名にもその名がつけられました。
発見の背景
C/2025 A6 (Lemmon) は2025年1月3日、アメリカ・アリゾナ州にあるレモン山天文台のMount Lemmon Surveyによって撮影データから発見されました。
この彗星は約1,350年の公転周期を持つ長周期彗星で、2025年11月8日に太陽へ約0.53天文単位(およそ7,900万km)まで接近すると計算されています。
英語での呼び方
英語圏の天文学サイトやニュースでは、Comet Lemmon(レモン彗星)またはC/2025 A6 (Lemmon)という表記が使われています。
たとえばNASAや天文アプリ「TheSkyLive」「Star Walk 2」などでは、正式名称のC/2025 A6 (Lemmon)が標準です。
まとめ
「レモン彗星」の英語表記は Comet Lemmon (C/2025 A6)。
名前の由来は果物ではなく、発見地であるMount Lemmon Observatoryです。
この美しい緑色の彗星は、2025年10月から11月にかけて日本でも観測の好機を迎えています。
【2025/10/23撮影 100mmF3.5 ISO800 30sX10】
