
レナード彗星(C/2021 A1)と甲府盆地を夜景を撮りに甲州市塩山に行ってきました。

フルーツラインの南西方向が開けているところで撮影しました。16時02分 日没。撮影機材は SONY α6400+SIGMAズーム18-50mmF2.8EX DC Macro の三脚固定撮影です。

16時49分。日没47分後。29mmF4、露出10秒、ISO200で5枚撮ったものを合成ソフト”Sequator”で合成しました。明るい星は金星です。金星の左下付近にレナード彗星がいるはずですが、まだ見えません。

17時17分。日没1時間15分後。35mmF4、露出5秒、ISO200。同じくSequatorで5枚合成。GIMPでトーンカーブ調整
甲府盆地の灯のせいで肉眼では見えませんでしたが、写真にはレナード彗星が写っていました。(矢印)Sequatorでのスタックがうまく出来ていないようで、星がちゃんと重なっていないです。

17時22分。日没1時間20分後。50mmF2.8、露出13秒、ISO200、Sequatorで5枚合成。GIMPでトーンカーブ調整
露出を13秒に伸ばしたので明るめになりましたが、星が流れてしまいました。

17時26分。日没1時間24分後。50mmF2.8、露出5秒、ISO400、Sequatorで15枚合成。GIMPでトーンカーブ調整これも合成がうまく行かず流れてしまいました。彗星の淡い部分を強調するように調整したら尾もかすかに写っています。

17時40分、日没後1時間38分。50mm、露出2秒、ISO640。彗星部分トリミング。SequatorだとうまくいかないのでGIMPで手動で15枚の写真をコンポジットしました。