
2024年10月頃に地球に近づく「C/2023 A3紫金山 -アトラス彗星」に備えてAPS-CサイズのSony α6400で星空を広く撮れる広角レンズを探していました。
そんな中、中古市場でこのレンズが定価の半額程度で販売されているのを見つけ、迷わず購入しました。
中古で購入
「良品」として某中古カメラ店のネット通販で販売していたレンズです。19800円という安さに惹かれて即買いしました。
マニュアルレンズです
マニュアルフォーカスで、絞りもリングを回すマニュアル絞りです。
絞り値がEXIF情報に記録されないので注意です。
作例1:天の川と富士山
1段絞ってf2.8で撮影しました。

周辺に行くほど星が伸びています。
拡大してみます。

右端中央付近の星像(等倍)こんなに星像が伸びています。コマ収差とは少し違う形です。

左端中央付近の星像(等倍) ほぼ点です。収差があまりないですね。ないのが逆に不思議です。

左端上部の星像(等倍)こちらもコマ収差とは形が違っています。

右端上部の星像(等倍)左端上部よりやや長いです。
これはいわゆる片ボケと思われます。
通常の撮影ならば問題ないレベルなのでしょうがハズレの中古品を引いてしまったようです。
中央部をトリミングして正方形フォーマット専用レンズとして使おうと思います。